概要
団体信用生命保険(通称「団信」と言われています)は、住宅ローンの返済途中で死亡、高度障害になった場合に、本人に代わって生命保険会社が住宅ローン残高を支払うというものです。 団体生命保険と相続税とは
団体信用生命保険(通称「団信」と言われています)は、住宅ローンの返済途中で死亡、高度障害になった場合に、本人に代わって生命保険会社が住宅ローン残高を支払うというものです。 金融機関が、ローンの利用者をまとめて生命保険会社に申し込むもので、掛け金も安く、また加入時年齢による保険料の違いなどもありません。
この生命保険は、【契約者】および【受取人】が金融機関となりますので、たとえ住宅ローン債務者の死亡により支払われるものであっても、その死亡保険金は相続税の「みなし相続財産」とはなりません。よって、相続税の課税対象にはなりません。
もう一方の債務控除についてですが、住宅ローンの残債は団信の保険金により返済されることとなるため、相続開始時において、確実な債務には該当しないので債務控除の対象にはなりません。 よって、相続財産から差し引くことはできません。
結果、団信付きの住宅ローンでマイホームを取得し、完済する前に相続が開始した場合には、死亡保険金も住宅ローン残債もいずれも相続税の計算からは除外されることとなります。
①死亡診断書
②受取人の印鑑証明、戸籍抄本
③その年の源泉
④相続関係説明図
⑤被保険者(亡くなった方)の除籍謄本
申請期限
通常は亡くなった日から2ヶ月以内。
3年以内に申請手続きを行わないと権利がなくなる。
手続き先
銀行等の金融機関
申請書類
各金融機関の必要書類
備考
住宅ローン借入金融機関に事前に相談して下さい。証書・領収証をを事前に調べて下さい。