遺族に関する記事

相続で成功するための 4 つのポイント

「相続で失敗しないための4つのポイント」 親が亡くなった時どうするか? こう問いかけられたとき、自分が行わなくてはならないこと、行いたいと思っていることなどを、順 序立てて述べることのできる人は、どれだけいるのだろうか。現在日本では年間約120万人が亡く なっており、もちろん財産額に多寡はあるし、相...

今からできる、実家の片づけ

最高裁判所「司法統計年報(家事事件編)平成30年度」によると、相続でもめることになりがちなのは、資産家ではなく、いわゆる一般家庭でおきています。 ある程度の財産をお持ちのご家庭であればその処分をどうするかについて、所有者の生以前からある程度話が進んでいることも多いのだが、そうでないご家庭の場合、遺産...

エゴイストは得をして、正直者は損をする?後悔する遺産の分け方

前回は遺産の総額を手早く、簡単に把握する方法を三回にわたってご紹介した。今回はいよいよそうして明らかになった財産をどうやって分けるかについて考えてみよう。 はじめに、次のようなケースを考えてほしい。 都内に住む拳法家、玲が同居の父を亡くしたのは今年一月のこと。 健啖家で足腰も達者だった父は、近く行わ...

奥さん旦那はたくさんもらってしかるべき?

家庭によって家族仲の良しあしやコミュニケーションの密度などはもちろん異なるが、多くの場合、個人にとって最も身近な存在は、やはり配偶者だろう。 平成22年度の内閣府の統計にも表れているように、日本では「最も身近な存在は誰か」という質問に対し、六割以上の方が配偶者と答えており、日常生活、仕事両面で夫や妻...

遺産分割協議書にはこれを書け!

ここに遺産がある。さて、どうしてくれようか これまでたびたび遺産分割の難しさを説いてきた。 各家庭によって事情は当然異なるものの、相続でもめる原因の多くは、 1)不動産など、そもそも財産が分けにくい種類である 2)遺族間のコミュニケーションが普段から希薄で、話し合いが進まない が大半を占めるようだ。...

平等に分ければ相続トラブルは起こらないと思っている方へ――平等ってなんで・・・

平等ってなんだ? これまで、財産額の多寡にかかわらず相続にまつわるもめ事は起こり得ると度々述べてきた。 また、財産をめぐるトラブルが多いのは、資産家というより、自宅や生命保険金などを含めても相続税の対象とはならないいわゆる「普通の家庭」であることも指摘してきた。   そこで、一部の方はこう...