相続手続相続財産遺言書

なぜ遺言書が必要なのか

故人の身辺を整理していたある日、ひょんなところから、一通の手紙が出てきた。表紙を見ると、

そこには「遺言書」と記されていた――。

 

こんな状況に直面した時、どうすればよいのか。我が国において亡くなる方のうち、遺産の内訳や

その分け方などを、遺言書という形できちんと指定している人は少ない。それでも、財産がどこに

どれだけあるのか、遺族が調べる手間を省いてやりたい、あるいは遺産分割でもめることになる

のを防ぎたいという思いから、一筆したためておいてくれる故人もいるだろう。

しかし、いざ遺言書を書こうと思ったり、書いてもらいたいと思っても、どう書いてよいのか、何を書

いてよいのかわからないという人は多いに違いない。そんな時、助けになってくれる人が身近にい

ることを忘れてはならない。

遺言書が必要な理由から、遺言書を作成するうえで専門家の方はどのように力になってくださる

のか。相続のエキスパートとして名高い司法書士・行政書士、佐々木勝先生に教えを乞うことにし

た。

Q1

A.1

ことで「争族」などと言われることもあります。自分の財産が原因で大切な家族が仲たがいしない

よう、きちんと遺言書を作成し、自らの意思を表明することは重要です。遺言書は決して資産家の

方だけが残すものではありません。また、最近では20代、30代の方が遺言書を作成することも

珍しいことではなくなってきました。思い立った時が遺言書作成に最適な時期です。お気軽にお問

い合わせください。

 

Q2 なぜ遺言書が必要なのですか?

A.2 遺言書は、自らが築いてきた財産をどのように処分や分割をしたいかという意思を表明する

手段です。私たちは数多くの相続案件を受託する中で、相続人間でトラブルになり、「遺言書を残

してくれていればこんなに苦労しなかったのに」という声をたくさん聴いてきました。残される相続

人のことを想い、遺言書の作成をすることは、大切な家族の間のトラブルを未然に防ぐために大き

な効力を発揮します。

 

Q3 遺言書作成のサポートは受けられるのでしょうか?

A.3 遺言書は、いま、ご自身の財産をどのように残したいのかという気持ちを書面に表すもので

す。そして、その内容はいつでも書き換えることが出来ます。私たちは、お客様のご希望をじっくり

とお聞きし、専門的な見地から適切なアドバイスをさせて頂きます。遺言書とは別にエンディングノ

ートの作成や成年後見制度、生前贈与など必要な手続きもご案内し、お客様にご満足いただける

ようなサービスをご提供いたします。どうぞお気軽にご相談ください。

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