不動産に関する記事

相続税申告、必要なのはどんな人?

相続税の対象となる方がもし相続税の申告や納付を怠ってしまった場合追徴金として本来より多くの税金を払うのは必定であり、脱税として罰せられることもあり得る。 だが、税の対象外、つまり相続財産が全て控除の枠内に収まってしまう場合は申告の必要は原則としてない。 ここで、「原則」と言ったことに注意してほしい。...

贈与税の抜け道――住宅取得資金と教育費

「相続税など知るものか!こんなにある、税額控除の特例」では、財産に相続税がかからないようにする方法をいくつかご紹介したが、贈与税についても似たような方法が使える。今回は、そのうちでも最も使用頻度の高いものを二つ紹介しよう。 子供や孫が住宅購入する際に親や祖父母が援助したり、孫の教育資金として祖父母が...

相続税など知るものか!こんなにある、控除の特例

増税、増税と騒いでいるが…… 相続税の基礎控除額が大幅に減額されたことを受け、「課税対象となる家庭が1.5倍に増える」「都内に一軒家をもっている方は要注意」などと、不安をあおるかのような発言や文章が巷間に流布している。 しかし、一歩立ち止まって冷静に考えていただきたい。 たしかに基礎控除額のみ見れば...

相続放棄すれば責任なし、は大間違い

親が残してくれる財産の中で一番に問題になっているのが、古くなった実家の処分についてだ。 住宅ローンや借金などがあれば相続人は相続放棄という手段で決着をつけることができる。これは積極財産(プラスの財産)・消極財産(負債)いずれも、一切相続しないと宣言することで、これを実行するには、遺産分割協議で他の相...

どこに相談する?相続相談先の得意分野

いざ相続が発生した際、どこに相談するだろうか? 相続税だから税理士?それとも弁護士? 相続を相談する先にはそれぞれの得意分野がある。まずは、その得意分野を理解し、自分にあった相談先に効率良く相談したい。 弁護士 相続が調停や裁判に発展すると、煩雑な手続きが必要となる。 その場合弁護士だけが代理人とし...

不動産を相続して、その後どうする?

財産に不動産はあるか そもそも、相続財産に不動産が含まれているかを確かめるにはどうするか。 故人の住んでいた家が借家や賃貸でなく持家であること、居住地以外の不動産をもっていることなどを確認するには、まずその土地の権利証(登記済証、登記済権利証とも)を探そう。 ただ、これが無くても、毎年5月に役所から...

親が死んだら実家はどうする?資産を有効活用する法

相続するとなったとき、空き家になった実家はどうするか? 多くのメディアが注目している問題だ。総務省の調べによると、全国で子と同居する高齢者はわずか7%で、子供が住んでいる地域が片道1時間以上の場所という割合は36%にものぼる。 つまりほとんどの親子は離れて暮らしており、人口の減少が著しい県ほどこの傾...