もめないに関する記事

相続で成功するための 4 つのポイント

「相続で失敗しないための4つのポイント」 親が亡くなった時どうするか? こう問いかけられたとき、自分が行わなくてはならないこと、行いたいと思っていることなどを、順 序立てて述べることのできる人は、どれだけいるのだろうか。現在日本では年間約120万人が亡く なっており、もちろん財産額に多寡はあるし、相...

なぜ遺言書が必要なのか

故人の身辺を整理していたある日、ひょんなところから、一通の手紙が出てきた。表紙を見ると、 そこには「遺言書」と記されていた――。   こんな状況に直面した時、どうすればよいのか。我が国において亡くなる方のうち、遺産の内訳や その分け方などを、遺言書という形できちんと指定している人は少ない。...

放っておくと後が怖い、相続登記

被相続人が亡くなると、その財産は基本的に遺族が分け合うことになるが、その中で処分に困るのが不動産だ。 現金のようにきっちり均等に分けることは難しく、かといって換金してしまえば遺族の住む家が亡くなる。 また、たとえ売ることに決まったとしても、買い手がつかないこともありうるし……と、悩みの種は尽きない。...

エゴイストは得をして、正直者は損をする?後悔する遺産の分け方

前回は遺産の総額を手早く、簡単に把握する方法を三回にわたってご紹介した。今回はいよいよそうして明らかになった財産をどうやって分けるかについて考えてみよう。 はじめに、次のようなケースを考えてほしい。 都内に住む拳法家、玲が同居の父を亡くしたのは今年一月のこと。 健啖家で足腰も達者だった父は、近く行わ...

奥さん旦那はたくさんもらってしかるべき?

家庭によって家族仲の良しあしやコミュニケーションの密度などはもちろん異なるが、多くの場合、個人にとって最も身近な存在は、やはり配偶者だろう。 平成22年度の内閣府の統計にも表れているように、日本では「最も身近な存在は誰か」という質問に対し、六割以上の方が配偶者と答えており、日常生活、仕事両面で夫や妻...

事業継承の今日この頃――ゆくゆくは子供に…は昔話?

大手家具メーカーのお家騒動 大手家具販売社「大塚家具」のトップがもめている。 創立者大塚勝久氏は現在同社の会長を務めており、社長の地位は平成21年に長女久美子氏へと継承された。 だが、その座を巡る親子の争いは熾烈なものだ。勝久氏は度々社長に舞い戻り、娘をトップから引きずりおろしている。 マスコミの報...

平等に分ければ相続トラブルは起こらないと思っている方へ――平等ってなんで・・・

平等ってなんだ? これまで、財産額の多寡にかかわらず相続にまつわるもめ事は起こり得ると度々述べてきた。 また、財産をめぐるトラブルが多いのは、資産家というより、自宅や生命保険金などを含めても相続税の対象とはならないいわゆる「普通の家庭」であることも指摘してきた。   そこで、一部の方はこう...

中居君と考える、残された家族のための終活

家族のための終活 中居正広が司会を務める番組『中居正広の終活スペシャル』(2015年2月21日放送)は、「終活」つまり「死」を迎えるまでにどのような準備を整えておくべきかについて学ぶという趣旨で制作された番組だが、この中で中居は興味深い発言をした。 「天国とは“二人の国”と書きますよね、だからやはり...