書けばいいというものではない――失格な遺言書とは
遺言書は強い 遺言書は相続トラブルを避ける上で、最も有効な手段の一つだ。 遺言書の効力は大変強力であり、家庭裁判所から有効な遺言書と認められるか、公証人役場で作成されたのであれば、その内容は原則最優先され※、故人の要望通りに財産が分けられる。 また、遺言書はしばしば財産の分け方しか指示できないと誤解...
相続でもめたくない人のために
連絡がつかない相手との均衡はかなり大変だが、遺産分割協議は相続人全員の参加が前提のため、無視することはできない。 相続人が生きていることは確かだが、連絡がとれず住所も不確かな場合は、まずはその人の住所を特定する必要がある。 戸籍を追っていくと行方不明者の現在の本籍地がわかる。 その本籍地の市町村で発...
親の介護をした分多く相続したい――寄与分を認めてもらうには
特に既婚女性だと、父親や義父が要介護状態となったときに介護の担い手として担ぎ出されることが少なくない。 こうした場合、介護の担い手は家族のために大変な負担を強いられていることになる。 その貢献を認め、相続できる財産に反映させようというのが「寄与分」という仕組みだ。 具体的に、どう反映されるのか。 寄...
おひとりさまの財産はどこへ
今年の一月より相続税基礎控除が改正され、相続対策に高い関心が集まっている。 巷では「親族間でもめない相続対策」がよく聞かれるが、分けるべき資産があっても分けるべき親族がいないおひとりさま、いわゆる「相続人不存在」の場合はどうなるのであろうか。 そもそも相続人不存在とは、被相続人(死亡した人)に相続人...
未然に防ごう お金のもめ事(介護編)
親の介護をしていると、思わぬトラブルが…… 「自分は親の介護をし、ほかの親族より貢献しているので遺産を多くもらえるだろう。」 このような勝手な思い込みが家族間でお金のトラブルを生んでいる。 たしかに相続人が合意すれば、介護をした相続人に寄与分(被相続人に貢献したという証拠)が認められて、遺産を多めに...
離婚と相続――とある家族の場合
離婚した妻と子は、財産を受け取ることが…… 次のケーススタディを考えてほしい。 70歳で亡くなったT男は、28歳で前妻のK子と一度離婚し、35歳のとき再婚した妻A美と、再婚後に購入したマンションに同居していた。 A美との間に子供はないが、K子との間には、二人の愛の結晶が二人いる(二人とも存命)。 T...
- 相続手続
相続手続は自分でできる! - 相続財産
おきて破りのプレゼント?教育資金贈与 - 未分類
田舎仕舞いと相続 - 遺産分割協議
相続は専門家に任せて万事解決?甘い! - 相続手続
相続税申告、必要なのはどんな人? - 相続手続
アパートのオーナーさん必見!収入を確保しつつ後継者を教育する方法 - 相続財産
万一の時に役立つ保険