遺産分割に関する記事

遺産分割の話し合いが進まなくて困ったら

話し合いがまとまらない三大パターン 被相続人が亡くなり、葬儀など死後の儀式を一通り済ませた後決めなくてはならないのが、故人の財産をどう処分するかということ。 これについて相続人が話し合うことを遺産分割協議というのだが、厄介なルールがいくつかある。 遺産分割協議には相続人、つまり相続資格のある遺族や、...

家族が亡くなったとき、すぐしなくてはならない手続

大切な家族を亡くされた皆様へ 相続ドットコムより、故人のご冥福をお祈り申し上げます。 悲しみに呉れる皆様のお気持ちは承知しておりますが、人が亡くなられたからには各所で必要な手続というものが発生し、これを履行しない、あるいは期限を守らないといった事態になりましたら、様々な不利益をこうむることになります...

合法的に借金を踏み倒す方法

相続放棄すべきはこんな時 「借金を相続しない方法」でも述べたように、相続できる財産は決してプラスの財産だけでなく、負債も含まれる。 そしてプラスの財産だけを貰って借金は放棄するということが許されない以上、自分は借金を含めて故人の財産を受け継ぐのか、それとも自らの権利を放棄するのか、出処進退を明らかに...

相続は専門家に任せて万事解決?甘い!

手続代行は、確かに便利だが…… 当サイトを含め、昨今では多くの相続専門のサイトや行政書士等の専門家が、相続手続きを代行するサービスに着手している。 これを利用すれば、たしかに利用者にとっては煩雑な書類作成や必要書類の準備といった作業から解放されるため、便利なことこの上ない。   だが、そこ...

親心が仇に?『特別受益』のトラブル

特別受益とは? これまで、いくつかの記事で寄与分について解説してきた。 これは簡単にいえば、子が親(被相続人)に大きな貢献した場合、それが遺産相続の際に認められ、その子の取り分が多くなることがある、というものだ。 では、逆に親から子に高額な援助を行い、それが原因で相続時に取り分が減るようなことはある...

これだけは守ってほしい、遺産分割協議の作法

遺産分割協議、もめるのはこんな時 相続の最大の山場であり、もっとも争いとなる可能性が高いのが、遺産をどう分けるかの話し合い、すなわち遺産分割協議の場だ。 遺言書があり、その内容に不服が無ければ話は早い。その指示に従って財産を分け、子の認知や遺産分割の延長などの諸手続を進めればよいからだ。 だが、現実...

書けばいいというものではない――失格な遺言書とは

遺言書は強い 遺言書は相続トラブルを避ける上で、最も有効な手段の一つだ。 遺言書の効力は大変強力であり、家庭裁判所から有効な遺言書と認められるか、公証人役場で作成されたのであれば、その内容は原則最優先され※、故人の要望通りに財産が分けられる。 また、遺言書はしばしば財産の分け方しか指示できないと誤解...

相続税申告、必要なのはどんな人?

相続税の対象となる方がもし相続税の申告や納付を怠ってしまった場合追徴金として本来より多くの税金を払うのは必定であり、脱税として罰せられることもあり得る。 だが、税の対象外、つまり相続財産が全て控除の枠内に収まってしまう場合は申告の必要は原則としてない。 ここで、「原則」と言ったことに注意してほしい。...