日本の中小企業オーナーの悩みの一つに事業継承がある。 これは事業の後継という問題もあるが、資産を相続することによって子供同士がもめることもある。 たとえば社長がもっている資産、預貯金や土地などを分配するには法定相続人に合わせて平等に分けることは可能だが、資産の中の自社株の分配については気をつけなけれ...
たとえ自分の会社の株であっても、株は立派な財産。 そのため、年間110万円分以上後継者に譲渡する際に贈与税がかかる。 だが、ある制度を使えば発行済みの株の最大三分の二まで非課税で譲渡できる。 主な要件は、次の通りだ。 先代経営者の要件 ・贈与の時までに会社の役員を退任していること ・自分とその親族等...