相続税に関する記事

家族が亡くなったとき、すぐしなくてはならない手続

大切な家族を亡くされた皆様へ 相続ドットコムより、故人のご冥福をお祈り申し上げます。 悲しみに呉れる皆様のお気持ちは承知しておりますが、人が亡くなられたからには各所で必要な手続というものが発生し、これを履行しない、あるいは期限を守らないといった事態になりましたら、様々な不利益をこうむることになります...

相続は専門家に任せて万事解決?甘い!

手続代行は、確かに便利だが…… 当サイトを含め、昨今では多くの相続専門のサイトや行政書士等の専門家が、相続手続きを代行するサービスに着手している。 これを利用すれば、たしかに利用者にとっては煩雑な書類作成や必要書類の準備といった作業から解放されるため、便利なことこの上ない。   だが、そこ...

これだけは守ってほしい、遺産分割協議の作法

遺産分割協議、もめるのはこんな時 相続の最大の山場であり、もっとも争いとなる可能性が高いのが、遺産をどう分けるかの話し合い、すなわち遺産分割協議の場だ。 遺言書があり、その内容に不服が無ければ話は早い。その指示に従って財産を分け、子の認知や遺産分割の延長などの諸手続を進めればよいからだ。 だが、現実...

偽相続税対策――下手なアパート経営にご用心

とある土地持ちの失敗 都心に先200㎡の土地(時価一億円)をもつ定年間近のサラリーマン震は、相続税の大改訂に伴い、自分も課税の対象となるのではないかと恐れていた。 そんなある日、不動産会社の営業マンから次のような話を持ちかけられた。 「今お持ちの土地(更地)をアパートにすれば、評価額が半分になります...

相続税申告、必要なのはどんな人?

相続税の対象となる方がもし相続税の申告や納付を怠ってしまった場合追徴金として本来より多くの税金を払うのは必定であり、脱税として罰せられることもあり得る。 だが、税の対象外、つまり相続財産が全て控除の枠内に収まってしまう場合は申告の必要は原則としてない。 ここで、「原則」と言ったことに注意してほしい。...

贈与税の抜け道――住宅取得資金と教育費

「相続税など知るものか!こんなにある、税額控除の特例」では、財産に相続税がかからないようにする方法をいくつかご紹介したが、贈与税についても似たような方法が使える。今回は、そのうちでも最も使用頻度の高いものを二つ紹介しよう。 子供や孫が住宅購入する際に親や祖父母が援助したり、孫の教育資金として祖父母が...

相続のトラブルシューター、相続診断士

相続というと「お金持ちの人の問題でしょ?自分には関係無い」と思う人も多いかもしれないが、2015年より相続税の基礎控除枠引き下げが実施され、実際は他人事ではなくなってきている。 また、相続問題で、家庭裁判所で争っているケースの74%は実際に相続税のかからない5,000万円以下の遺産分割であると言われ...

親の介護をした分多く相続したい――寄与分を認めてもらうには

特に既婚女性だと、父親や義父が要介護状態となったときに介護の担い手として担ぎ出されることが少なくない。 こうした場合、介護の担い手は家族のために大変な負担を強いられていることになる。 その貢献を認め、相続できる財産に反映させようというのが「寄与分」という仕組みだ。 具体的に、どう反映されるのか。 寄...