相続手続

「相続と贈与――その違いは?③」

さて、相続と贈与の違いはどこにあるのだろうか。一言で言うなら、相続は被相続人の死後なされるのに対し、贈与は被相続人の生前でもできるということだ(これを生前贈与といい、遺言書などで死後に行う贈与である遺贈と区別される)。

 

さらに、税金の種類にも、相続税と贈与税の違いがある。相続税の基礎控除についてはこれまで何度も述べてきたため繰り返さないが、贈与税についていえば、そこでは年間110万円まで認められている。また、この基礎控除は受贈人一人ずつに対して適用されるため、10像人が多くなればなるほど基礎控除額も増える計算となる。但し、贈与税の税率は相続税よりも高いため、基礎控除額を当てにして、むやみに贈与を繰り返すとかえって損することになりかねないので注意が必要だ。

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