相続手続
しかし、長男と三男が結託し、どうやら母親に吹き込んだようだ。実際、やましいことは一切していないとはいえ、管財人として母親の財産の処遇を決めていたのはK三であり、はた目からは母親の財産を横領していたように見えなくもなかった。そこへ二人のきょうだいは漬け込んで、Kさんの相続財産を手放させるよう仕向け、自分が横領しようと画策したのだ。
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